冷えやむくみの原因をお話しし、オステオパシーでのアプローチとセルフ訓練について方法をお知らせします。
●冷えやむくみが生じる原因
【原因1】呼吸が浅い
冷えやむくみは呼吸が関係します。
息を吸うと横隔膜は下がります。
息を吐くと横隔膜は上がります。
横隔膜が下がると腹部は押し下げられ圧迫されます。
腹部の中心にある太い静脈である「中心静脈」が圧迫を受けることで、血液やリンパの循環が促進されます。
呼吸が浅いと、横隔膜の動きが悪くなり、腹部が圧迫されず、血液やリンパの戻りが悪くなります。したがって、呼吸が浅いと循環が悪くなります。
オステオパシーのアプローチとして、横隔膜に対して緊張をほぐす「アンワインディング」という方法をとります。
【原因2】筋膜の捻れ(ねじれ)
2つ目の要因として、筋膜の捻れ(ねじれ)があります。
上肢であれば、上腕や前腕、手指の関節の制限があるかと思います。下肢では、足趾(そくし=足の指)の制限なども冷えの一因かと思います。
●セルフ訓練
セルフ訓練としては、足趾(そくし=足の指)の屈曲や開く動作をすることで、筋ポンプを利用します。手指もMP関節(第3関節)を伸ばしたまま、PIPとDIP関節(指の第1と第2関節)を曲げる動作(かまぼこ板を掴む動作)が良いかと思います。
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